「百貨店危機」の逃げ恥

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注目のコメント

• 國料 一成

  外資系ファッション　マーケティング マネージャー

  ・2018年01月28日

  百貨店をとりまく環境が平坦ではないひとつに売場の販売スタッフの高齢化と新たな人材が獲れないことがある。
  
  例えば高級ブランドにしても昔からの販売員は残るものの、この職業に入ってくる新人が激減している。
  給与は低い、毎日夜9時ごろまで働かなくてはならない、個人売上ノルマがきつい、綺麗な格好をさせられても意外と多い力仕事、終日ヒールを履いての立ち仕事、休みが毎月のシフト制で固定されないため彼氏も出来ない…結果、結婚も遠のくし、気づいた時は転職も出来ない。
  
  昔はハウスマヌカンだのもてはやされた時期もあったが今や完全にブラックだ。最近では外資の有名な高級ブランドでも、なかなか人材が集まらない。
  そのうちコンビニのように外国人が接客することにもなるでしょうが、同時に待遇の改善を真剣に考えないとますますリアル店舗は潰れてなくなるでしょう。