CA藤田氏「“200億円の赤字が出る”と言い続けたら、競合がいなくなった」 1Q決算で明かす、AbemaTVの独自路線
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ゲーム理論の「囚人のジレンマ」への対処法を地で行く。
そもそも赤字が出る、それだけコミットしているんだから、下手に入ってきたり対抗するなら火傷するぞと公に発信することでメッセージングをして、他社が競争戦略を取ってくることを防ぐ。うーん。。
すごい……のでしょうか。
DL2600万でMAU1000万なのにこの赤字幅。投資フェーズだからといいますが、じゃあどれくらいで回収フェーズになるのか、その先どれだけキャッシュカウになれるのかは、相当に不透明です。はたしてどれだけのアップサイドがあるものか。
映像視聴という消費者の選択肢からは、他の各社動画サービスがやはり競合であり、その各社のビジネスモデルと比較すると、今のネットTVモデルはスジがわるいとしか思えません。
コンテンツ投資拡大といっても、あくまで国内ウケするもの、かつフロー需要のものばかり。それは回収できないコンテンツですよね。亀田興毅に、SMAPに、朝青龍に。DL促進のキャンペーンだと思えばアリでしたが、投資回収するコンテンツとしてはターゲットも狭いし一瞬の消費財。
以前も別記事でコメントしましたが、amazonやNetflixのコンテンツがすごいのは、投資額ではなくて、回収するためのターゲット市場の広さと時間軸の長さです。一回作ったコンテンツを面と時間でひたすらに回収できる。だから巨額を投じても費用対効果が成り立つわけです。
アベマはこのままTVのビジネスモデルでいくのか、あるいはこれから変わるのか。それ次第だと思います。ポジティブに見せかけていますが、実際の現状はそうでもないかなと拝見しました。藤田さんはPRがお上手。