米VCの500スタートアップス、起業家の負担軽減する新型ベンチャー投資
コメント
注目のコメント
起業家のために何ができるのか、そこに自分たちの強みやビジネスモデルを上手く重ねられないかと考え、辿り着いたのがこのSPVスキームでした。スタートアップ投資では前例のあまりない手法でしたが、良い形でまとめることができたと思っています。この手法自体が広がっていったりすると嬉しいですね。
>坂本さん
SPVのLP投資家とSmartHRの連携についても、SPVを経由させることで緩やかに始めることができる、というのもメリットだったりします。直接投資だと、資本業務提携で契約書にガッツリと細かい条項が並んだりするなど、ステージによっては合わなかったりする。SPV経由なら間接的にとは言え株主なのである程度のフックは効くものの、提携の細かいところはおいおい進めていく形にできる、というわけです。サーチファンド方式ですね。スタートアップ投資の手法としてユニークで新しい取り組み。
日本ではVCの出資が比較的アーリーステージに集中する傾向があります。これは和製VCのLPがどういったプレイヤーか、またそうしたプレイヤーがVCに対して何を期待しているのかといった点と密接に関係した構造的問題だと思いますが、そうした環境下で日本のスタートアップが大規模な資本調達を実現するためには、有効な打ち手になるのではないでしょうか。
コンタクト先を一本化することで起業家側の調達コストも軽減できるでしょうし。
ディールの度に毎度お金を集めるのが面倒そうですが、信頼されるVCであればそれも実現できる。
ディール単位なのでリスクも大きくなりますが、LPから見ると成功した時のIRRは通常のVCよりも高くなりますね。
VCのプレイスタイルが分かれてきたという印象を受けます。元々ちらほらあったと思うのですが、スタートアップ向けでもこの手法でアロケーションを取れる人が主体となったいつでも共同投資の呼びかけができる49人以下で作る投資グループが増えてきそうな気配を感じてます。