Wikipediaが月間アクセスデータを公開。外部リンクより内部の「芋づる式読書」が全体の60%に及ぶ
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一方で、いまだ、本の買われ方は、「目的買い(元々買おうと思ってた本を買う)」と「なんとなく買い」だと前者が7割程度という現状。これは、本と本のリンクが密でないゆえに起きていると思われる。もっと文脈と文脈が繋がれば、なんとなく買いが爆増すると思う!そんなサービスを作るぞ!
すごく興味深い。
おそらく、芋づる式に得た情報が、一度に全て表示されていて長い論文のようになってたら、ほとんどの人が読む気しないかもしれない。
一つ気になった項目を入り口として、そこでそのテーマに対する興味関心が高まり、周辺情報を求め、探求していくフロー。
内部の回遊率を高めようと思った場合に、「次は●●を調べよう」など導線設計をとても気にするが、そういった小細工なしで人の興味にアプローチして探求させるWikiは究極系な気がする。デジタルメディアは「直帰率」との闘いです。直帰率をどう抑えるか、つまりメディア内部の回遊率をどう高めるかについて日夜腐心しています。訪問しても直帰してしまう人たちを「LY BYE」と呼ぶそうですが、FLY BYE されないために知恵を絞っています。その意味で、ウィキペディア内部でこれほどの回遊が起きているとは不覚にも知りませんでした。勉強になります。レガシーメディアが「知」の欲求に応えきれていないことの逆の証左かも知れません。