日経平均は続伸、円高一服でバブル後高値更新
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日経平均株価、TOPIXともに続伸。東証1部騰落銘柄数は値上がり972/値下がり980と売り優勢。業種別では上昇22業種/下落11業種。水産・農林業、電気機器、情報・通信業、化学、石油石炭製品が高く、鉄鋼、海運業、空運業、不動産業、陸運業が安い。東証1部売買高は13.1億株。東証1部売買代金は2.4兆円と8営業日連続で2兆円超。
為替、ドル円は朝方110.5円付近でもみ合った後、午前半ばにかけて円が売られ、以降は午後にかけて110.8-110.9円の小幅なレンジでもみ合い。
日経平均は寄り付き23,721.17円、前日比+6.29円。前場寄り直後は上げ幅を拡大したものの、その後すぐに上げ幅を縮小、一時マイナス圏へ落ち込み、日中安値23,701.83円(9:29)。以降は後場終盤にかけてほぼ一本調子に上昇し、日中高値23,962.07円(14:40)。高値圏のまま大引けとなり、終値は23,951.81円、前日比+236.93円。ザラ場ベース、終値ベースともに1月9日以来5営業日ぶりに年初来高値を更新。1991年11月15日以来約26年2ヵ月ぶりの高値水準。10時過ぎの巨大なバスケット取引が騰げトリガー感。
チャート型「陽の大引け丸坊主」で強い相場。
現在GLOBEX時間外ダウ先物も高いですね。
取り敢えず。SMC、日立、三菱電、安川、日本電産、オムロン、デンソー、ファナック、トヨタ、ファーストリテイリングなどがしっかりあげています。オーソドックスな銘柄が高値を超えているので順当な相場付きと言えると思います。
一方で、気になるのは通信株の弱さ。楽天による通信本格参入につづき、ソフトバンクの親子上場でにわかに通信事業者に対する見方が厳しくなってきたように感じます。楽天、KDDIあたりの値動きには注意すべきでしょうか。