株価が景気実感から離れて上昇している理由
東洋経済オンライン
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寄稿させて頂きました。稀に話題になることのあるバフェット指標(株式時価総額÷名目GDP)に関し、世界、米国、日本を見てみると、米国はまだ余力を感じますが、世界や日本については天井感を覚える雰囲気も出てきています(日本は07年時より高いです)。むろん、1つの指標で過剰・過少を判断するのは危ういですが、同指標はそれなりに切れ味があったのでご紹介致しました。
なお、今次株高を受けて「株高にもかかわらず、賃金が上がらない」という嘆きを頻繁に耳にしますが、現実は「賃金が上がらないから株高になっている」というのが正しい理解に近いことも指摘しました。法人企業統計などを見れば、企業収益の好調はコストカットに裏打ちされたものであり、必ずしも国内経済の好調とリンクしていないことは明白です。
1つの見方として宜しければご笑覧下さい。バフェト指数に関して言うと リーマンショック後日米欧の中央銀行のバランスシートが、3.4倍に膨れ上がっていますので、金融にかかる部分は以前より大きく拡大していると考えられるので、従来とは違ってくると思います、また賃金が上がらないから株が上がる という視点は ある意味 企業業績の拡大傾向 という面からは事実ですが、見方を変えるとこれから賃金が上がるという事になります。株高を甘く見ない方がいいと思います、デフレからインフレへの巨大な力が働いてきています、株価の動きは人知を超えて 先行きを暗示します、現状を、否定せずに 何がこの様な常識外の上昇をもたらしているか、違った視点で見るべきと思います