【3分解説】さらばレッドオーシャン!「和製アマゾン」5つの秘密
NewsPicks編集部
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私が寺田倉庫の変化を体感したのはminikuraの母体となったサマリーに出資した時です。オプト時代に出資したサマリーの担当をしており耳を疑ったのをはっきり覚えてます。「え?寺田倉庫が興味を持ってるって?嘘でしょう?」その後のminikuraの躍進を見ていかに見る目がないかを痛感することになります。「寺田倉庫すげ〜」と思いましたね。
天王洲エリアには、クラフトビールが楽しめる「T.Y.HARBOR」という洒落たレストランがあります。ここはこの特集の主人公である寺田倉庫が、1950年より政府のお米を保管していた「1号倉庫」のあった場所です。
倉庫という空間をただ下請けとして貸すのではなく、その空間を使った新サービスを発明していく。なぜ老舗企業が、スタートアップみたいな社風をもって、次々と新ビジネスを立ち上げているのかという秘訣をデザイン記事で紹介しました。
個人的には、社長も社員も平等にわたす、社内コインについても大変おもしろく感じました。経営トップとカルチャーで、事業はこんなに短期間で変わるものなのか。ビジネスマン必須のエッセンスが詰まっているように思います。特集全体のタイトルもそうですが「アマゾン」という言葉は全くしっくりこないので、単なるPV稼ぎっぽくて残念。「倉庫が強み」以外に共通点があれば教えてほしい。
強みも、大規模投資と標準化、省人化のアマゾンと、高付加価値化の寺田倉庫で戦略的には全く逆。
記事で気になるのは、「リストラ」と言ってるのが、事業リストラクチャリング、つまりこの場合では売却なのか、首切りをしたのか。読む限り恐らく前者っぽい気がしますが、ここもミスリーディングですね