ソフトバンク、携帯会社を年内上場へ 2兆円調達
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ここで得た資金のうち、携帯会社の事業改善に用いられるのは一体いくらなんでしょうか。子会社の上場で得た資金を親会社が他の使途に用いるであろうことを、誰もが暗黙のうちに前提としていますが、これもある種の「上場ゴール」だと思いますよ。
孫さんという人物をより深く理解するためにも、英雄譚めいたストーリーに目を奪われて浮かれるのではなく、その裏で彼がどんな意図を持って何をしているのか、リアルな「投資家」としての側面をできる限り正確に掴みたいと思います。
早いところ目論見書を読んでみたいですね。
ま、公式発表前の日経記事ですから、話半分に。
http://kabumatome.doorblog.jp/archives/65760467.html携帯事業を切り出して上場。ソフトバンクグループ(SBG)投資会社としての色をハッキリとさせる。孫さんが事業化というより投資家としてやっていくとことを決めたんだと思うな。いや、新しい時代の起業家といった方が良いかも。柳井さんは社外取締役辞めるだろうな。興味深い
<追記>報道を受けた会社リリースが下記に出ている。『ソフトバンク株式会社の株式上場もその選択肢の一つですが、正式に進めることを決定した事実はありません。』というわけで、選択肢としては全く否定していない。
ちなみに株価は現時点(9:11)で約+4.5%。
https://www.softbank.jp/corp/news/press/sb/2018/20180115_01/
<追記終>
3割放出、2兆円調達の計画とのこと。ソフトバンクグループの現在の時価総額は約10兆円、うち国内通信は売上で約3兆円(連結9兆円の1/3)、営業利益約7000億円(連結約1兆円の約7割)という状況。
個人的には、資金調達より財務体質改善狙いではないかと思う。株価が高いから、売り出しでキャッシュ化・株主資本化できる。逆に、さらに投資をするのであれば、グループ全体でのクレジットが下がり、負債コストがさらに上がる。
親子上場は、親会社と少数株主の間で利益相反が起こりやすい。記事でも指摘があるが、論点となるだろう。