ジャパニーズウイスキー、世界を酔わす 国産酒輸出が過去最高更新、本場でも高まる人気
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国税庁からの数字をもとにするなら輸出額147億円と全体の33.6%を占める日本酒の記事にすべきところを2位のウイスキー(116億円)を見出しにして記事を構成したのは、よっぽど書きたかったからなのでしょうね。
かくいう私もよく外国人の友人から「響」を買ってきてと頼まれることがあります。以前は成田や羽田空港で余裕で買えたのですが、2年前に羽田で買い損ねてからは、都内滞在中に買ってえっちらおっちら(死語ですねー)運んでいます。最近では指定のない場合は、山崎や白州を買うことが多いです。シングルモルトで響よりリーズナブルなので。ニッカもある。いい時代になりました。記事のタイトルがいとをかし。
このタイトルを見た瞬間に、以下のサントリーホワイト発売時の広告を思い出しました。(もちろん生まれる前のものですが、広告が有名すぎて知っています)
「醒めよ人! すでに舶来盲信の時代は去れり
酔わずや人 吾に國産至高の美酒 サントリーウヰスキーはあり」
醒めよ人~:目を(酔いを)覚ませ!海外製を盲信する時代は終わったぜ
酔わずや人~:国産至高の美酒サントリーウイスキーに、人は酔わずにいられるだろうか。
「(目を・酔いを)覚ませ」と「人は(サントリーウイスキーに)酔うだろう」が絶妙の対比になっている、なんとも趣き深い広告です。
この広告を知ってる人からすると、記事のタイトルが天才的なんです。
舶来盲信の時代→国産ウイスキーを飲む時代→国産ウイスキーが世界に羽ばたく時代
これらが「酔う↔さめる」という単語で表現されている。なんて素晴らしい文学。
とまあ酔っぱらったオヤジみたいにテンション上がりましたが、完全しらふですので。(寝起きです)年に一回新酒が出るたびに価値が下がってしまい、長く置けない日本酒と違い、ある程度長期保存にも耐えられるウィスキーが売れているのはいい話だと思う。
日本酒もワインみたいにビンテージモノが流行ればもっと輸出しやすくなるのにね。