平和、平等、多様性…… 「コカ・コーラ」の広告が伝えてきた社会へのメッセージ
コメント
注目のコメント
アイキャッチの写真にある、中央の二人の少年の間に見える銀色の手すりは、実は白人と黒人の座る場所を隔てる目的で設けられたもの。しかし、「コカ・コーラ」の広告の中では、肌の色の違いなど存在しないかのように、少年たちが共に「コカ・コーラ」を楽しむ様子が、ごく自然な光景として描かれています。
今回は、このようなコカ・コーラ社の社会への願いがこもった名広告をご紹介いたします。でも会社がやっていることは、人工甘味料を使った商品の販売。
社会的メッセージは良いけど、消費者の健康はどのように考えているのだろう。
最近、こうした社会的メッセージのあるカッコいい広告を見ると、逆にその会社は後ろめたいことをやっているんじゃないかと勘ぐってしまいます。広告って仕事としては大変で、期待効果も不明なまでに難しいビジネスですが、「何かを訴える」というツールとしては人の心に一番響くものなのかなと。それもストレートな伝え方ではなく、間接的且つ多様な伝え方で伝えるともっと響く。企業が行う広告って商品が主体になっていなくても、それ以外に感じられる訴えってほんと多いですよね。