【高宮慎一】日本成長のカギは「西海岸と東海岸の融合」
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毎年恒例の新年を占うを寄稿。
現状10年の時間軸で見ると、インターネットという技術体系をベースに、AI、ブロックチェーン、IoTといった新技術体系が急速に勃興する非常に歴史的転換点にあると思っている。大きく社会が変わる、大きな事業機会が眼前に広がる、非常にエクサイティングなタイミングだ。
一方で、1、2年の短期の時間軸でみると、インターネットは残り香、新技術体系は基礎技術としては完成しつつあるものの、アプリケーション先となる市場の課題を模索している若干端境にあるともいえる。
この大航海時代、第四次産業革命ともいえる転換点において、起業家/事業家としても、投資家としても、大きなトレンド感を見失わないようにしながら、市場の課題からの逆引きで新技術のアプリケーション先を、打席数を稼ぎながら模索することが重要。恒例の高宮さんの将来見通し記事。幅広く大きな視点で見ており参考になるが、個人的に面白いと思ったのはVCの進化の話で、VC側の負担で専門家を雇いベンチャーを直接支援するという動き。
これは見方を変えると、専門家を雇う金と信用がないベンチャーが集まって給与単価の高い専門家をシェアしているという見方もできるし、専門家側から見ても1社に飛び込むには覚悟と決断が必要だが、多くのベンチャーを支援する立場なら、ということで転職する人もいそう。また、金の流れで見るとベンチャーは1銭も払っておらず、VCが調達した金が原資だし、もっと言えば一握りの成功するベンチャーの値上がり益をみんなで分配しているということ。これも「エコシステム」のひとつだなあ、と感じました"単純に動画メディアが来るというよりは、メディアがいかにコミュニティ化をしてエンゲージメントを高めるか、という話の中で、動画がエンゲージメントを高めるツールとして組み込まれていくイメージです。"
まだ動画のマネタイズは視界不良です。勝ちパターンが見えていないと言ってもいいでしょう。だからこそ「残り香」という表現になっていると思います。しかし、メディアにとって1番大事なものは変わりません。それはやはり、ユーザーとのエンゲージメントです。深く繋がっていれば、高宮さんの指摘されている通り、"マネタイズ手法は色々と試せばいいので、ビジネスは後からついてきます。"ここに持っていけます。