腎臓再生:初の臨床研究 患者のiPS使用、年内開始 慈恵医大など
毎日新聞
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ips細胞臨床研究のロードマップによると、腎臓は平成30-32年に分化誘導技術の確立、平成30-32年以降モデル動物に実験開始、平成37年頃に臨床応用開始とのことですが、想定より早く進んでいるようです。
腎臓に由来を持つような慢性疾患の根治的解決手段を持つことは医療経済に大きなインパクトを持ちます。
しかし、治るからといって生活習慣を改善することは依然重要なので、フィットネスに対する意識付ももっと必要だろうと思います。(注︰もちろん生活習慣病でない腎臓病もある)
注目のコメント
腎移植が活発ではない日本だからこそ、
透析が社会保障費を逼迫させる要因のひとつであると言われている日本だからこそ、
iPS細胞を作り上げた山中教授がいる日本だからこそ、
何より、透析でQOLが低下した多くの患者のために、
成功してほしいですね。
ただ、再生医療で気になるのは医療費ですね。
再生医療とはことなりますが、似たような手間をかけるCAR-Tのキムリアは米国価格は1回4000万円程度ですが。。。(日本未承認)iPS細胞による難病治療は、病を負った方々とその家族にとって希望の光です。慈恵医大チームによる腎臓再生やその他の臨床研究でも、最も求められるべきは安全確保でしょう。
しかし、そこからどう実用化へ移行するのか、そのロードマップが示されることが難病と闘う方々にとっては重要だと思います。
こうした医療に挑む、医師や研究者を心から尊敬しています。
先の報道で、ノーベル賞受賞の山中伸弥さんは、「私の仕事の半分は寄付活動に当てている」と話していました。
難病に挑む医療関係者たちに潤沢な資金、研究環境を与うることは、この国にとっての大きなこ課題です。