「5G」時代へ。1から4世代までの通信ネットワークをおさらい
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5Gは通信速度が速くなり便利なだけではなく、10〜30GHz帯(ミリ波)など、これまで使われていなかった電波帯が開拓される点が注目。
IoTと呼ばれている領域に大きな変革が起き、コミュニケーションの在り方が変わる。
あと、5G周辺の技術情報を抑えるためには若林さんの記事を読むべし!
【若林秀樹】電機業界のトップに必要な「稼ぐ力とガバナンスの両立」
https://newspicks.com/news/2716542/技術的にいろいろとすばらしいことが言われているけれど、冷静に見れば、5GはWiFiを筆頭とするローカル(無料)無線に奪われていたトラフィックをすべて携帯電話会社の(有料)網に取り戻すという前提で作られている。それはそれでいいんだけど、QoS(Quality of Service)をすべて携帯電話会社に依存してしまうので、今想定されているニーズにミートできても、将来の需要の進化について行けない可能性が高い。スタジアムの例が良く出てくるが、スタジアム内という狭域であればわざわざ有料の携帯電話網でカバーしなくてもいいのでは、ということを指摘する人は誰もいない。毎回世代が変わるときの大政翼賛的な通信業界の雰囲気に辟易とする。そして毎回ユーザーメリットはだいぶ経ってエリアが拡がってからでないと実感できないのだ。
ちなみに3Gから3.5G(LTE)、そして4Gへの進化をゆーざーがまったく認知しなかったのは、WiFiが普及して、ヘビーなトラフィックはみんなWiFiのあるところでしかダウンロードしなかったから。それらのトラフィックをすべて携帯網に取り戻すのは無理があるよね。ユーザー的にはむしろWiFiとのシームレスなスイッチングが欲しいんだけどな。懐かしい写真もあります。5G、日本では東京オリンピックがshowcaseになると思いますので、どんなイノベーションを体感できるのか楽しみにしたいと思います。少し古いですが、ドコモの5GのWhite Paperはこちらです。
https://www.nttdocomo.co.jp/binary/pdf/corporate/technology/whitepaper_5g/DOCOMO_5G_White_PaperJP_20141006.pdf