【新浪剛史】安倍首相のブレーンが語る「1億総不安時代」の社会保障
NewsPicks編集部
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注目のコメント
今回は新浪さんに、サントリーの社長としてではなく経済財政諮問会議の委員として「社会保障」のテーマでお話を伺いました。
社会保障制度の詳細は我々の生活に深く関わるため、社会人として知っておかなければいけません。ただ一方で、制度が複雑で、かつ頻繁に変わるため、全体像を把握するのは簡単ではありません。
学び直したいけれど、自分で勉強するのは億劫だ。そんな方にぜひ、本稿をお読みいただきたいです。予防に、という動きは個人的には賛成です。様々な予防があると思いますが、現状平均寿命と健康寿命の間に差があり、その間に起きる介護の予防なども入ってくればと思います。
「調剤薬局は処方をするたびに技術料を徴収しています。これは昔、分度器で粉末の量を測っていたからなんですが、分度器を使用していない今でも、技術料は徴収されています。」
知らなかったです。社会保障周辺は複雑で学ぶことが多いです。国として予防に振るのは賛成ですが、記事中でも指摘はあるとおり、国民負担が「安すぎる」医療費を抜本的に是正しないと無理と思います。
また、予防の議論でいつも疑問なのは、全員があと5年長生きしても、どこかでは病気になって死ぬのは一緒なので医療費は減るのか、ということ。
予防をしたひとはより金がかからない死因にスイッチするなら別ですが、その辺り予防で防げる病気の医療費が高い、ということなんでしょうか。
結局、少し長生きしたとしてもガンで半分が死に、そこにかかる医療費が変わらないならマクロで見たら医療費抑制にならないのでは?と思うので、そうだとすると、構成比の高い終末医療をどう抑制するかということで、結局は個人負担比率をあげないとダメな気がします