【牧野正幸】日本のIT企業は北米で勝てるのか
コメント
注目のコメント
面白い。なかでも注目点はここ。「2015年ぐらいから、アメリカのマーケティング業界でも、アカウントベースドマーケティングがかなり流行ってきたのですが、日本からするとごく当たり前のことです。アカウントに対して、きちっと内情を理解して、彼らのニーズをとらえて提案していくという普通の営業が意外とできていないのです」。まったくもって同感。僕の知る限りアメリカの会社の営業はヒジョーに緩い。地理的なデカさや組織内部での営業部門の位置づけ、外部のエージェントを使ったコントラクト営業への依存など理由はいろいろあると思うが、CRMとかいうわりには驚くほどいい加減なのが面白い。
日本生まれのB2Bも頑張って欲しいですね。明らかに日本ではB2Bに値が付かない。Workdayなんて売上200億円、赤字100億円超で時価総額1兆円超えてましたからね(ちなみにタレマネじゃないですよ・・)。今は2兆円超えてますから楽天なんかより遥かに(時価総額は)大きくLinkedIn級。日本ではトレジャーデータやfreeeやWorksなんでしょうか。ただし業務アプリケーションは苦労するでしょう、日本の発想を展開できる国なんてほとんどありませんから。
しかしLinkedInはもっと頑張って欲しかった。LinkedInが採用支援や転職支援ではなくもっと細切れの仕事依頼と報酬決済を可能にするプラットフォームになれば時価総額は数兆円跳ね上がり、さらに雇用モデルを単一の企業組織の長期雇用型から、個人タレント中心で同時複数の仕事を受ける時代に誘導できたら確実に10兆円超え、社会も変えてた。製品だけではなく、営業のローカライズがこれだけ重要なのか!ということにぶち当たりながら、ヨロヨロになってはいつくばって前進しています。
NPでも、海外展開で成功されてる企業での経験を持った方もたくさんいらっしゃるのでノウハウを直にお聞きしながら、参考にさせてもらっています。
結果が出せるよう邁進します。