商用車も「電動化」の波、コスト要求に苦悩するメーカー
コメント
注目のコメント
商用車は総重量の制限があるので、本体重量によって積載可能重量が変わります。
そうなると、本体が重いクルマは荷物が積めない。
以前ノートとリーフを走行距離と燃料重量でざっくり比べたら、20倍違うんですよね。
(同じ距離走らせようとしたら、電池はガソリンの20倍重くなる)
しかも充電に時間がかかる。
この辺りがEV商用車の課題でしょう。
技術的にすぐ解決する話ではないので、どのように使用するかがキーかと思います。短距離のルート配送ならアリかも。
https://newspicks.com/news/2559368/
<追記>
参考までに。日本のフルトレーラー総重量規制は36トンまでです。
http://www.ktr.mlit.go.jp/road/sinsei/road_sinsei00000009.html
北米は約80,000LBS(36,288kgs)までです。
車両総重量と積載量
http://www.jta.or.jp/coho/hayawakari/8.sekisai.html
(よく齋藤陽さんが仰ってるお話です。)
つまり、車両総重量に制限があるので、その内訳である自身の車両重量は、どれだけ荷物を積めるか、という非常に重要なファクターです。運送業なら車両導入を検討する上で重要な情報。にも関わらず、テスラセミは自身の車両重量についてアナウンスありましたっけ?
ま、そういうことです。「普及するとすれば、コストが重要」だと思う。だけど。Semiの受注は環境PRという側面が強いと思うし、実際の経済性で上回るのは相当厳しいと思う。すでにコメントがあるように重量が重いゆえに、電池の出力も必要=コストがかかるから。
物流という観点ではコストが重要。それを超えて導入をするとすれば、政策的に導入せざるを得ない時。その時にはメーカーによりコストプレッシャーが行くのと併せて、消費者にもそのコストの上乗せがいく。
社会的選択をどちらにするかということ。商用車は、ルートがある程度決まっているから、どこで充電できれば問題ないかわかっていれば、インフラ側の不足という課題は一般消費者に比べて大きくない
さらに、一般消費者はなんだかんだイニシャルコストで意思決定しがちだけど、商用はトータルコストの見積もりでコストメリットがあれば購入するため、セールストークはある意味シンプル
電気代がどんどん安くなり、ガソリンが高くなるという見立てを前提にすると、メリットが出やすくなる。加えて、電池もなんだかんだ材料価格の高騰が目に見えているので、今買ったほうが得かもしれない、という話をすると、企業の購買担当も社内で説明し易いんだろうなぁと想像します
実利ベースで比較されるため、商用車メーカーは気が気じゃないはず。量が出ないと、コスト高になる。量産を前提とした車両投入の判断は難しい、といって日和ってたら、20年後には多くの従業員を解雇しないといけなくなるとおもいます