【角井亮一】物流大改革。小売りのデジタル化はアマゾンだけでない
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2018年の物流というテーマで書かせて頂きました!
いろんな人が一言言いたくなるほど、「物流」に興味を持つ人が多くなったなというのが、実感です。
角井が最初の一冊を書いたのが、2001年。
少しでも多くの人に物流に興味を持って欲しいという初志を持って書きました。
今、2017年で25冊になり、少しはお役立ちできたんじゃ無いかと思います。
2016年末に続き、2017年末も、テレビに、物流の解説に、生放送で出演しました。
この2018年も、さらに重要視する人が増えるのは間違いないでしょう!
これからの物流をウォッチしてください!ECが今後さらに重要になってくるのもわかるし、宅配化が進んでいくのも事実だが、 実際のコスト比でみればまだまだBtoBの物流が大半を占めているはずだし、そちらもいろいろな動きがあるはず。また、BtoBの物流費がガンガン上がれば、それは消費者にコストが移管する話なので、ほとんどの人の生活にも密接しているはず。
こういう話題の方が興味を引きそうなのはわかるけど、もっと地味な方も話もして欲しいなぁと言うのが個人的な感想。
例えば、
・メーカー間共配は今後どう進んでいくのか?
・マルチテナント型施設のデベロッパーは、今後どういったビジネスモデルに変わっていくか?
・運送業のコンプライアンス違反に対し、今後荷主はどういう対応をしていくのか?
・業界再編すすむのか?
など。書いてみて思ったけど、興味持たれそうな内容ではなかった笑
以下の今後の展望に関してパッと思ったのは、
1. 店舗のストックポイント化
→賞味期限のないものはいいと思うのだが、賞味期限のあるものは、複数拠点で在庫引き当てを行って配送を行うとロット逆転が起きまくりそう。エンドユーザーは多少の逆転なんてきにしないとは思うが、管理大変そう
2. 自前配送化
→自前配送化ってワードがかなり曖昧な言葉なのだが、自社で車両調達して自社雇用してまでやる企業はそこまで多くないと予想する。リスクを含めたいろんなコストを考えると割に合わないケースが多いと言うのが個人的な感覚。
3. 商業物流の宅配化
→これは配送コストのアップに他ならない。今までは物流センターから店へ大きい車両で積載率を高めて配送していたのに対し、小口配送になるので基本個あたりの配送費はあがるはず。送料を取ったりするのだろうけど、どうやってコストを吸収していくのかが重要なんだろう。実店舗で生鮮扱うのであれば野菜なんかは全部グラム売りで、葉菜、根菜、果菜、果物、その他希少野菜 ぐらいの仕分けができて入れば一瞬で価格がでるみたいになりそうですね。
韓国で一般的なスーパーに行った時にコンビニでアイス売るみたいな保冷機で数十種類の葉物野菜が取り放題のグラム売りになっていたのが印象的です。