シンガポールに出現した「無人空港」の凄み
東洋経済オンライン
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この前エアアジア便でT4利用したけど衝撃的に便利だった。チャンギから東京に帰ってくると、空港でもスマホ決済はおろかカード使えない店があって、ウーバーなどシェアサービスも空港から利用できず、人手をかけたプロセスばかりで、さらに喫煙できるスペースも沢山あって、21世紀から20世紀へのタイムスリップ感が味わえる
航空会社の業務は、一般に考えられる以上にローテクであり、結果的に多くの人手を使って仕事をしています。つまり航空会社のコストカットを進めるには、自動化、無人化こそが正攻法であるといえます。
記事は空港についてのものですが、目的は同じで、空港にかかるコストを下げるということはすなわち造りを簡素にするのではなく、維持費としての人件費をカットすることができれば、わざわざ造りを簡素にする必要はないのです。
空港で人手が必要な部分はもう一つあり、駐機場まわりのさまざまな作業者や警備員です。航空機への手荷物や貨物・ケータリング機材の搭載を最小限の人数で行えるような補助の仕組みや、空港内を移動する車両の自動運転化、遠隔監視による航空保安の確立といったことがパッケージで提供されれば、それに乗っかる航空会社は多いものと思います。
成田空港も、第3滑走路を造ろうという動きがありますが当然新しいターミナルもどこかに設置しなければなりません。質素で狭いターミナルではなく、効率的に自動化、無人化されたターミナルであれば、どの航空会社からも支持される人気のターミナルになるでしょう。