【帝国データ】8年ぶり増加。この「3業種」で企業倒産が増える
NewsPicks編集部
332Picks
コメント
注目のコメント
2017年、個人的に記憶に残るのがタカタの倒産。高い技術力を誇っていたにもかかわらず、大手自動車メーカーやメディアとのミスコミュニケーション、あるいは傲慢とみられる対応が不信に不信を呼びました。
そして倒産に追い込まれていく様を取材していただけに、残念の一言です。
この他、2017年から2018年にかけてトレンドなっている、企業倒産の「構造要因」のパターンというものがあるようです。企業倒産研究のプロである帝国データバンクの内藤修さんに分析していただきました。さすがプロだと思わせる、とても精緻な分析です。外食産業が危ないという指摘は納得できます。ファミレスという概念そのものが時代に合わなくてなっています。ランチもお弁当や無店舗型販売を利用している人も急増しています。お昼でも人が入らないお店が目立ってきました。記事の中で面白く思ったのは、SNSによる情報収集です。「うちの会社が潰れた」「取引先から通知が届いた」といった何げない一言を拾って確認に動くと実際に倒産していたことが何度もあったそうです。新聞社も同様で、110番が入る前に事件や事故の様子が写真付きで投稿されていることが多くなりました。
分かりやすい分析サマリーです。
①倒産要因3要素=B2C(てるみ)、人手不足、不祥事
②今後の幼虫異業種=外食、老人福祉、不動産
③倒産の特徴の変化:銀行主導のトリガー型から事業断念のギブアップ型へ