マーケティングとマーケティングリサーチの違い
市場調査メディア ホノテ by Macromill
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注目のコメント
マーケティングって、相手とちゃんと概念を揃えて議論するのが本当に難しい言葉だと思います。
いろいろ考えて個人的に行き着いたひとつの定義は、マーケティングとは「売る努力」であるということ。ターゲット×マーケティングの4Pで整理して考えることが多いですが、すべてひっくるめると結局売る努力をしなさいということだと思っています。
マーケティングリサーチの登場する場面は、ターゲティングのときもありますし、4Pの中の商品戦略を考えるときに使うこともあります。
おもしろいのは、いわゆるマーケターの方の仕事は定性インタビューから生まれる場合が多いということ。定量調査はどこまでも回答者属性バイアスがかかりますし、今までに無いニーズを掘り起こすには向きません。アリエールが除菌を謳った製品を世に初めて出そうとしたとき、33人の主婦にアンケートして除菌がほしいといった人は一人だったが、商品としては大ヒットしたという話もあります。
このアンケート結果だけ見ていては、ヒット商品は生み出せなかったはずです。洞察と売る努力がセットになることが必要で、そのための定量調査の活かし方は難しいと感じることがあります。マーケティングリサーチ=材料集め、マーケティング=材料を使って料理することというイメージ。。。
うちの会社では独自のリサーチシートを使ってマーケット(市場)、クライアント(商品)、顧客の3つについて73項目のリサーチを行い、それを元にマーケティングのファネルを組んだり、Webサイトをつくったりします。
世の中の反応が取れないwebサイトは大体、具の入ってないカレーをつくろうとした結果生まれている、、、(´・ω・`)