ミチオ・カク、ケヴィン・ケリーが語る100年後の未来
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注目のコメント
濃い二人.濃い過ぎる二人.何とぜいたくな講演.
ミチオ・カク「2100年の科学ライフ」http://amzn.to/2BcRIzB
ケヴィン・ケリー「〈インターネット〉の次に来るもの」http://amzn.to/2Ae0PvU
は抑えるべき本です.二人の思想で共通するところは,デジタル化したテクノロジーが持つ力に疑うところのない信頼,希望を持っている点.また,テクノロジーの変化は人間がいかなる関与をしようと,水が高いところから低いところへ流れるように普遍的な理であるとする点.示唆に富んだ面白い講演録でした.
個人的に気になるのは,移動の未来ですね.
現在でも,人から人への情報の伝達という観点で言えば,移動する必要の無いことも多いわけですが,わざわざ移動して会議をしているわけです.これがスカイプ会議では埋まらない部分が,技術にあるのか?あるならば,技術が進んだ未来で人は移動しなくなるのか?興味があります.
どうでもいい細かい部分ですが,「超音波の速度」という翻訳がどうしても気になってしまいました.超音波も音なので,基本的には可聴域の音と同じ速度になります.なので「超音速の速度」は単に「音速」でマッハ1です.「超音速」なら,音速を超えるという意味なので,多分本来の表現はこちらだったんじゃないかなぁと.ミチオカクさんと私は、今年、米国でパネル討論して、その後で楽屋で30分ほど話し込みました。ここでも紹介されているように、AIには意識を持つという危険な可能性が将来はあるかもしれないが、それは早くて今世紀の最後ぐらいだろうと言っていました。
とても気さくな方で、同時に、日本の状態を大変心配していらっしゃったのが印象的です。