「もうからないのが一番の問題だ」 IIJが語る“農業IoT”の課題
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注目のコメント
>既存のセンサーは高額なため、導入しても採算が合わない
ぶっちゃけ、これに尽きます(^_^;)
年額か、と思ったら月額だったりして。今の価格だと、生産者の儲けはゼロかマイナス。
数字で見る水回りコストと、農家が感じている水回りコストとは、次元が違います。
これを使ったら、いくら利益が多くなるのか、水回りしなくていい人員は、何して稼ぐのか。
こういうことについて、自分で答えが出せる農家には意味があると思いますが、おおくの農家は、興味さえわかないです。
現場の感覚では、最も実用化に遠いのが、水回りだと感じます。はい、その通りです。
水田は扱ってないですが、露地野菜をやってれば分かります。露地では不確定要素が多過ぎて素材の汎用化が難しいんです。
しかも地域性や土質など様々なベースデータも多岐にわたるため、対処が全て独立処理系を構築するような感じで非常に効率が悪く、現行の方法では人間の経験と勘の方が効率が良いぐらいです。
なので農業の課題をIoTで解決!
というのは、ハウスなどの人間が環境コントロールをそれなりにできるからまだしも、露地環境に持っていくにはまだまだ実験レベルで実際のビジネスベースに持っていくのは時間がかかりそうです。
難しいのはIoTはコスト削減はできますが、消費者への付加価値創出になりにくいんですよね…。
この手の作るときはもっと大雑把から作ればいいのにと思います。衛星写真とかから画像解析処理して稲の生育ステージと水の関係を大まかに測り
「7割できればいいや」ぐらいの気持ちでシステム構築するみたいな感じでしょうか。
センサーで100%綺麗にできたら気持ちいいですが、どうせ将来1経営体ごとに管理する面積が増える事を考えると、まずは大規模システムだからできる戦いかたと勝ちかたがあるんじゃないかと思いますが。