武田薬、東京本社ビルを495億円で高島屋に売却へ
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東京の武田の象徴であった日本橋のビルが高島屋に譲渡されることになりました。さみしい気もしますが、医薬品企業が集まる室町方面への移動、ご近所への引っ越しということになります。譲渡代金の使途は成長投資ということ。調べ切れていませんが、新ビルへの投資がかかるとすれば差引分が自由になるということでしょう。
その界隈に20年以上事務所を設けていたので地理感がある。武田にとって渡りに船。しかし、400億円の譲渡益といえど武田の海外投資の含み損を含む累積損失から見れば雀の涙。特別利益に対して今期中の暖簾償却などの特別損失の可能性を疑う。一方、百貨店冬の時代。米国の大手は軒並み青息吐息。オリンピック後にはオフィス過剰時代を迎える。自社保有ビルを保有する意味は全くない。賃貸して経営の柔軟性を持つべき。