北朝鮮との関係断絶要求、安保理 米「戦争なら政権破壊」
コメント
選択しているユーザー
注目のコメント
米国連大使がすべての加盟国が北朝鮮との関係を断つことを求めた。ミサイル発射を受けての国連安保理での議論で。北朝鮮がミサイル発射などをすることがないようにすべく、条件作りを考え、トランプ大統領がアジアを歴訪したのではなかったか?米製品買い付けの成約ニュースだけが突出しているなかで、北朝鮮がミサイル発射を敢行してしまった。
戦争にあたり相手国を徹底的に国際社会から孤立させるのは、昔からのアメリカの常套手段です。
アメリカは既に2月から各国に北朝鮮との断交を求めており、これに応じて北朝鮮と関係の深かった南米及びアフリカ諸国は次々と断交にふみきりました。
この中には伝統的に親交国であったベトナム、ナイジェリア、マレーシア、ポルトガル、エジプトなどの国々も含まれます。
つまり後は中国とロシアが、石油を含めて関係を断てば北朝鮮を国際社会から孤立に追い込めるのですが、この二国が容易にアメリカの言うことを聞かないのは当然のことで、ある種の手詰まりの様相で今まで推移してきました。
ところが今回のミサイル試験で、その風向きも変わる可能性があります。
首都ワシントンを射程に収められた事もそうですが、今回の火星15は単なる14の改良ではなく、今まで一度も登場したことのない新エンジンを積んだ、正真正銘の新型ミサイルであること又ミサイルの運搬車両が従来の中国からの輸入の8軸ではなく、9軸の国産TELを使っていることが判明し、北朝鮮の開発レベルは従来の想像を超えたものであることがハッキリしたからです。
恐らく背後には中国か、ロシアの援助があることは疑いなく、それ故にアメリカは「全加盟国」という言い回しで、中国とロシアに明確に断交の決断を迫ったのだと考えられます。
ある意味最後通牒一歩手前の行為であり、中国とロシアの対応によってこの先どうなるか、北朝鮮情勢は非常に流動的な局面になってきたと言えると思います。