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【トヨタ幹部】われわれがEVに出遅れた? 本心を全て明かそう

NewsPicks編集部
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  • パナソニック 環境エネルギー事業担当

    ユーザ実態から見ると近距離ユーザ向けというのは疑問ですね。技術から見るとこう見えるのかもしれんが。そこからはみ出る利用者ってどんな使い方なのでしょう?

    ガス欠・電欠の危機は私の場合ガソリン車の方が圧倒的多頻度にありました。だってEVは毎日駐車場で勝手に充電されてるんですよ。充電ステーション?なんて行かず、家庭用の一般のコンセントです。全ての家庭や駐車スペースが充電ステーションです。

    私は毎日50kmくらい走ってますが毎日駐車しとけば勝手に充電され常に満タンです。まず「あ、ガソリン入れなきゃ」とどこかへ行く前に寄り道することがないんです。これが毎日50kmでなく毎日200kmでも同じです。その場合家庭用のスマホ充電するような一般のコンセントでは200km分消費した電池を満タンにするには遅いため高圧のコンセントを家に設置するだけです(ほとんどユーザにはそれ自体いらない)。

    これを上回る近距離ユーザからはみ出る層ってどんな使い方なのでしょう?ガソリンのようにずっと残量が減り続けてエイっと満タン、という燃料補充サイクルではなく、常に充電されているのです。

    問題が出るとしたら週末に400kmほどの運転をして小旅行する時でしょうか。その場合は高速のサービスエリアに寄る感じの感覚で特設充電ステーションに寄り高速充電(30分で200km走行分ほど充電)をやります。特設なので50-100倍速。10倍速くらいでよければ普通のスーパーやレストランの駐車場に高圧のステーションがあります。1時間食事中に駐車してると30km-50kmほど充電されます。


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    リブライトパートナーズ 代表パートナー

    EVの今が網羅的にわかる良記事。

    トヨタはじめ日本製OEMがEVに出遅れている、それは危機感の欠如だ、HVや水素など持ってしまったものへのしがみつきだ、という論はちょっとフェアではないと常々思っておりましたが、自らのそれに対する丁寧な論証は、何方かのコメントにある距離云々という幾ばくかの違和感がゼロではないにせよ、総じて納得感高く読めました。

    ただし、この理屈がどうあれ、
    中国はそのアンフェアアドバンテージを持ってしてEVシフトを国を挙げて推し進め、巨大資本力で新規参入が進んでいます。インドもその後をひた走り、世界の主要市場が半ば人工的であるにせよEVシフトが進む方向である事は事実です。

    ここはトヨタいじめ、みたいな事をしている場合ではなくて、国や世論を上げて我が国最大産業を応援したほうが良いのかもしれないとも思うこの頃ではあります。


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    東京大学 大学院工学系研究科 航空宇宙工学専攻 教授

    トヨタが技術的に遅れているとは全く思っていません.
    別のところで書きましたが,結局,トヨタは.今のガソリン車と同じ能力を持ったEVで,ガソリン車を一対一で置き換えようとしている.とくにそのために,もっと高性能なバッテリーがなければならないと考えている.もちろんバッテリーの進化は必要で,それは自然に進化していくでしょう.
    本当に今の自動車が今後も正解であり続けるのか.例えば,毎日400kmも走ることがあるでしょうか.充電は主に家で行われます.街中の充電ステーションは予備的な施設でしかありません.また,営業車でなければ定員4人,5人の自動車に最大人数乗ることはめったにありません.人数,用途に合わせてカーシェアできれば良い.現在の自動車のEV置き換えは,明らかにユーザーの要求を超えたオーバースペックです.
    トヨタもそれは分かっていると思います.記事中の「比較的少量でビジネスをすることにかけては...」とあるように,EVになれば小型EV,また利用側(例えばカーシェア企業とか)の要望にそった少量多品種の製造が必要になり,結果としてEVはコモディティ化してしまうことは分かっている.

    もしEVが小型化,コモディティ化するとトヨタは今の規模の会社を支えることができないことを自覚している.そこで,高性能バッテリーを始め,他社にない優れた内製技術という高付加価値,高機能による脱コモディティ化,差別化戦略をはかろうとしている.同じように差別化戦略をとるEVメーカーにテスラがあります.テスラは高級スポーツ車という差別化をはかっています.
    一方,新規に参入してくるダイソンやヤマダ電機などは小型化,外製部品の積極採用,低価格化戦略を取ろうとしている.トヨタは会社規模からいって新規参入のベンチャーと同じ戦略をとれない.正確には全社を挙げて取り組めない.たぶん,そこが一番の問題.
    高付加価値,高機能による差別化戦略の行く末はどうなるか?それは消費者の要求を超える過剰性能の商品を生むことになり,やがて限界を迎えるというのが経済学のセオリーです.

    補足すると,局所的に見てトヨタの考えに間違いがあると思えない.トヨタとして至極当然,真っ当な選択をしている.ただ,引き返せない深みに向かって進んでいっているのも事実.こういうのをジレンマに陥っている状態というのか.


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