フリーターの高学歴化鮮明 20代後半、大卒・院卒4割
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これってネガティブなニュースではないんじゃないかな?
「フリーターになった最大の理由を聞いたところ「つきたい仕事のための勉強や準備、修行期間」が男性22.2%、女性15.1%で、男女とも最多だった。資格取得を目指した時期や海外留学の前後などにフリーターを経験していた。」
若者が既存の雇用システムに囚われず、自由に夢を目指すようになった。まさにフリーター。本人がそれを望むなら素晴らしいことじゃん。〈追記〉
丸山さんがコメントされてる元データ必見ですね。
コレを見ると、フリーター経験者の学歴分類で大卒以上が増えてますが、学歴毎のフリーター経験者割合は大卒以上でさほど変わってないですね。
そこから推察すると、大卒以上人口が増えてフリーターに流れる人が多いようです。
職業選択も多様化してますから、フリーターがダメと言う訳ではありませんが、進学後のパスが不足してるようにも思います。
昔に比べて新卒至上主義と言うのは若干薄れてるとは思いますが、卒業したら奨学金返済もしなくてはならないですし、今の日本の状況で、卒業後ちょっと寄り道、の様なスタイルで成功する方はよほど優秀な方々なのではないかと思ってます。
〈完〉
少子化にも関わらず、大学定員減らすどころか増やして、大学院も間口広げて、お金ない人は金利付き奨学金貸与。
結局のところ本来大学や大学院に行くべきではない方々が、行くようになってるから、でしょ。
学費取られて、人生も狂わされた若者を増やした、文科省は責任を感じているのでしょうか?どうでもいいけど、記事に煽られ過ぎ。元データみて判断した方がいいと思いますけど(^_^;)
元データのまとめのうち、記事に指摘されていないポイントをいくつか(元データ引用)
・20 代後半のフリーター経験率について 4 時点間比較を行うと、フリーター経験率は減少傾向にあるが、減少幅が大きいのは男性であり、結果として男女差が拡大している。30-34歳も含めて検討すると、年齢を重ね、離転職を経験するなかでフリーターを経験しやすくなる。
・本人の学歴が高いほど、また中学校 3 年生時のアスピレーションや学業成績が高いほど、フリーター経験率は低くなる。同じ学歴においても、専攻によってフリーター経験率は異なり、高校では普通科・総合学科で、高卒超の学歴では芸術系の専攻でフリーター経験率が高い。
・仕事以外にしたいことがあるといった「夢追求型」や、やりたいことを探したいといった「モラトリアム型」の意識からフリーターを選択する 20 代後半の若者は減少傾向にあり、「やむを得ず」フリーターになる割合が増加している。やりたいことを探し、夢を追求するための自由な働き方、といったフリーターのとらえかたは、若者の間ではもはや共有されなくなってきているといえる。
等々興味深い考察がありますが、きりがないので以下を参照してください。
~労働政策研究報告書 No.199
大都市の若者の就業行動と意識の分化
―『第4回 若者のワークスタイル調査』から―
http://www.jil.go.jp/institute/reports/2017/0199.html
詳細は第6章第6章 フリーター経験と正社員への離脱
http://www.jil.go.jp/institute/reports/2017/documents/0199_06.pdf