【『定年後』著者】サラリーマンよ、「もう一人の自分」を持て
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注目のコメント
朝から少々暗いコメントになってしまいますが、ご容赦ください。
「『会社員の自分』のほかに『もう一人の自分』を持つことが大切」
楠木さんの言葉に考えさせられてしまいました。
日本の企業社会の本質を見たような気がするからです。
まずは、「会社員」という言葉。
自分は使わない言葉です。会社のメンバーという意味のこの言葉に、会社への依存心が内包されているように感じます。自らを「会社員」と呼ぶたびに、会社への依存が再確認されてしまう気がします。改めて触れてみて、自分はこの言葉が嫌いです。
次に、「もう一人の自分」を持つことの大切さを述べなければいけないという現実。
「アイデンティティとして『会社員の自分』しか持たない人がそれほどまでに多いのか」と愕然とする思いです。当然年代によって差があると思いますが、現実は自分自身の認識よりも更に悪いのではないか、と暗くなりました。
メンバーシップ型雇用の負の側面。そのリアリティだと思います。「定年後」という本が売れています。今春の発売し、すでに25万部を突破。内容もさることながら、それだけ、「定年後」の在り方に悩む人がおおいことの証明だと思います。
著者の楠木新さんは、大手生命保険会社で活躍していた47歳のときに、体調を崩して休職。50歳のとき、それまで支社長や部長をしていたのに、平社員となります。
そして、このときに会社員と「もうひとりの自分」という「二刀流」人生を歩むことを決断し、数年後、物書きとしてブレイクするに至るのです。
では果たして、どのような二刀流生活を送ってきたのか? その中身や、「もうひとりの自分」を持つ効用について聞きました。
自分のライフスタイルに合わせて、好きなことを仕事にする生き方が身近になれば、セカンドライフはきっと充実したものになる。
サラリーマンであれば定年後を目据えて小さな副業から始めてもいい。
私の著書『なぜ、身のたけ起業で幸せになれるのか?』でも、リスクを小さく抑えて「好き」を仕事にする「身のたけ起業」を推奨し、詳しく解説しています。
https://goo.gl/amehAb
一人でも多くの方が充実したセカンドライフを送れるようになるといいですね。