人間は誰でも頭がよい。大評判になった「奇跡の授業」
NewsPicks編集部
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注目のコメント
言い方に愛がある。さすがである。
意味をそのままにぶっきらぼうに言うなら、「人間の頭の良し悪しには大差は無い」が正しいところ、誰でも頭が良い、と言ってしまう事自体に既に教育者的な態度が含まれている。▼内田さん、まず現役の教師に授業をしてください!!教師→生徒と順に日本人の『学びのスイッチ』を押していきましょう!
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“長く教壇に立ってきた経験から言って、人間は誰でも基本的に頭がよいと僕は思っています。
ただ、例えば「自分は英語ができない」と思い込んでいると、脳内のどこかの部位がロックされてしまって、英語を理解し、運用する能力が活動を停止してしまう。
だから、そのロックを解除して、脳が動き出すようにすれば、あとは教師は何もしなくてもいい。自学自習なんです。
脳は本質的に活動が好きですから、使い方を覚えれば、高速で回り出す。”
“人間は学ぶことをほんとうは願っている。教師がするのは「学びのスイッチ」を入れることだけです。”「言語の本質について本格的に学術的な説明をしたほうが学生たちの理解は早いということでした。」というのは、私も実感しました。教えて頂く立場でしたが。
私は英語のできない高校生でしたが、高校の卒業生に同級生数人で英語の手ほどきを受けました。その先輩は音楽美学が専門の博士課程の学生でしたが、各単語の成り立ちから説明してくださったので、私にとって英語は暗記一辺から理解するものに変化しました。その結果、苦手意識がなくなり、英語の勉強が楽しくなりました。
その先輩、非常に変わった方でしたが、今は大学教授になられれています。