独シーメンス:約6900人を削減、半数はドイツで実施-2拠点を閉鎖
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注目のコメント
昨夜電話会議をしました。
痛みを伴う改革ですが、中心となるアクションは火力発電での生産キャパの調整となります。
世界でのエネルギー/電力需要は当然一定であり、そこに従来の大型火力(や原子力)だけでなく、再エネや分散化電源が投入されれば、パイの配分が変わるのは当然。
これに加えて、蒸気タービンを使う石炭火力などでの中国やインドの新興メーカーの台頭も背景にあります。
「いつか市場が戻る」という根拠のない希望的観測ではなく、数年先まで需要が読めるインフラ投資故の冷静な市場予測と早期の対応です。
確かに様々な予測数値を見ていると、「数年先だったらもっと大変なことなった」という感が強く、早期に手を打ったことが後年評価されると信じています。
GEも同様の措置を取ってきており、怖いのは「何も手を打たない事」だとも感じます。Siemensの日本トップ藤田社長のコメントが、発表と併せてNewsPicksで見れるなんて!
藤田さんがコメントされている通り、GEもCEOがフラナリー氏に代わってからの一連の改革で電力部門は論点に上がっている。Siemens・GEと火力発電で争っているMHPSはどうしていくだろうか?
<追記>King HIDIEさん、MHPSについて有難う御座います!すみません、追えておりませんでした…こうやって知見がさらに集まっていくことも、NewsPicksをやっていて嬉しい・助かる点!!<追記終>噂が出ていましたが、シーメンスがパワー&ガス部門を中心にしたリストラを発表しています。
電源シフトがその背景です。同社によれば、特に100メガワット以上のガスタービンの需要は世界のキャパの4分の1である当面年100基程度にとどまるとのことです。
ご参考
https://newspicks.com/news/2617888?ref=search&ref_q=%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%A1%E3%83%B3%E3%82%B9&ref_t=top
先日のGEのIR Dayでもコメントしましたが、GEもコアと位置付けるパワーで苦戦しています。石田さんの指摘のように、これを理由にムーディーズが格下げをしたばかりです。