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イラン・サウジ、関係が急速に悪化 レバノン、イエメン…中東巻き込む新たな紛争懸念も

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  • 学生 高校生

    サウジが恐れているのは、「シーア派」ではなくて「イスラム革命」ではありませんか?
    サウジは今体制の世代交代の最中なので、「イスラム革命」の影響力に神経質になっているのでは?
    となると、だいぶ緊張は続きそうですね。


注目のコメント

  • 暦オタ・ガジェオタ・ミリオタ・時々謎のPro Picer

    辞任したレバノンのハリリ元首相は、現在リヤドに軟禁されていると噂されており、サウジは、レバノンに対しイランと手を切らなければ戦争も辞さないという非常に強い態度に出ています。
    元々ハリリ元首相は、イランに後押しされたヒズボラのアウン氏を大統領に選出する代わりに、サウジなどの後押しでスンニ派枠で首相に選任されたのですが、(レバノンの内閣は各宗派で枠が決まっているので)徐々にヒズボラとの融和姿勢に転じていました。

    IS戦争にアサド政権側で介入し、その勝利に貢献したヒズボラは、今や中東で最も強力な戦闘力を持つイスラム原理主義勢力です。
    サウジとしてはイランの同盟勢力であるヒズボラがレバノンを乗っ取る前に、ハリリ首相の後任選びを通じてレバノン国政に干渉しようとしていると考えられます。

    シリア内戦とIS戦争は見方を変えてみると、サウジとイランの代理戦争であった側面があります。
    その最大の勝利者がイランであることは疑いなく、この勝利の結果、今やサウジは、イラク、シリア、カタール、レバノン、イエメンなどイランが強い影響力を持つ国に囲まれる形になってしまいました。

    一連のサウジの政変も、こうした強硬な外交を主導したサルマン皇太子が、反対派を粛清する為に行ったものと言え、その意味でサルマン皇太子は強硬路線を貫かなければならない自家撞着に陥ってるようにも見えます。
    今までならこうした時、アメリカが直接間接に影響力を及ぼし、それなりに中東をまとめ上げてきたとも言えるのですが、オバマ政権以降アメリカの中東への関心は極端に低下しており、アメリカに頼るサウジにとっては自力でなんとかする以外ない状況であるとも言えます。

    これもまたIS戦争の第2ラウンドの一つなのかもしれません。


  • 笹川平和財団 上席研究員

    サウジアラビアとイランの対立が、中東全体へ波及し、北朝鮮問題にも影響を与えるかも知れません。
    現在でも、米国の最大の関心は中東にあります。トランプ政権になってからも、これは変わっていません。
    マティス国防長官は中東での作戦に従事した軍人であり、ティラーソン国務長官は石油メジャーのエクソン・モービルの前会長です。
    サウジアラビアは米国の同盟国であり、イランと関係の深いシリアの背後にはロシアがいます。中東の火種は、米ロの軍事ゲームに発展する可能性があるのです。
    米国は、中東と北朝鮮の2正面で軍事作戦を展開することを望まないでしょう。中東の方が重要で、軍事的緊張が高まるとすれば、米国の北朝鮮対応には2つの可能性が出てきます。
    一つは、早く片付けたくて軍事作戦を急ぐことです。しかし、それ以上に日本が危惧しなければならないのは、北朝鮮が中東情勢等を見ながらこれ以上の挑発行為をせず、米国が北朝鮮問題への関与を薄めてしまい、北朝鮮が実質的に核兵器保有国として残ってしまうことです。
    中東情勢は、米国とロシア、そして中国が最も敏感に反応する問題です。日本の安全保障にも影響を与えることを理解して、注意しておく必要があります。


  • エネルギーアナリスト/ポスト石油戦略研究所代表

    エネルギーアナリストとしての私の視点からすると、シリアは国産の石油生産量が急減したことで国家の秩序が崩壊し、そこの真空地帯に石油で米国に歯向かって滅ぼされたイラク政府の残党がイスラム国を作り(残った石油産業を支配し、石油収入を直接得た初めてのテロ組織となったため、国の様な組織化が可能となった)、経済制裁解除で10%以上の成長率となったイランの支援を受けた勢力が、そのイラクとシリアに力を伸ばし、国内石油消費が増えすぎて輸出が目減りして、米国と距離を置き始めているサウジアラビアが相対的に力を落としているところで、地域の覇権争いが激化しているのではとみています。

    現在、"EVシフト論"が喧しいですが、EVシフトとは、ざっくり石油から天然ガス(と石炭)シフトを意味していて、天然ガスに乏しいサウジから、天然ガスリッチなイラン・カタール(とロシア)にパワーシフトが起きていく可能性について注目しています。

    ただし、イランは天然ガスをほぼ自家消費しているので、輸出プレイヤーとしてのインパクトは現在のところほとんどありませんし、EVはまだ0.01%程度の普及率で、EVシフトでパワーシフトに影響が出ていると考えるのは早計に過ぎます。


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