パナソニックが見据える、未来のクルマのあり方
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注目のコメント
我が社が、戦略的に取組んでいる車載事業の今後の展望についてお伝えしております。
オートモーティブ事業部門は「快適」「安全」「環境」に注力しており、
パナソニックのDNAである民生機器で培った技術を発展させつつ、未来のクルマの実現に向けて取組んでいます。
今回ご紹介している技術は、その一端です。車載技術の裾野は広く、幅広い技術の結集となっています。
システム設計、機構設計、電気設計、ソフト設計など多方面の技術者を必要としています。
技術革新が進む車載分野で活躍したい方の応募を是非お待ちしております。車載の内容はさておいて、エンジニアのキャリアが5つのジャンルに分けられているのは好感が持てる。エンジニアと一言で言っても得意不得意がありテクニカルスキル、ヒューマンスキルの掛け合わせで多様性がある。この5つの分け方が正しいかは別としても、それぞれ求められるスキルが異なるし、キャリアの多様性が示されていた方が目標を見つけやすい。いわゆる管理職を目指すのか、技術を極めるのかという二択しかなかった頃と比較すると幾分マシに感じる。
ポイントはこの各キャリアのエキスパートはそれぞれ管理職級の一定の権限と責任を担うことである。そして後継者も彼らが選ぶべきだろう。ここでいう権限と責任は単なる業務の範囲ではなく、会社の意思決定に直結する範囲でのもの。
いわゆる管理職の方だけが全てのリソースを動かす権限を持ち最終意思決定権を握っており、やっぱり管理職が偉いという構造のままだと、(管理以外の)スキルを持つ人がその能力を活用できず管理業務に追われ、自分が得意ではないスキルに関する意思決定をすることで間違った方向に進み現場が苦しむといったことが生まれる。管理職に重要業務が集中するので忙殺され、後進育成など一人一人に目が行き届かないことなども生じる。
エンジニアが将来に希望を持って活躍するのに、多様な将来像は欠かせない。それを示せない企業はエンジニアが流出してしまうと感じる。想いのつまった記事ですね。
技術者に向けた内容の印象ですが、企画やバックオフィス系の求人ニーズもあるようなのでその観点でコメントします。
企画やバックオフィス系のマーケットを見ていて感じることは、ビジネスの主活動(メーカーなら開発や生産、サービスなら営業)と支援活動(バックオフィスやマーケ企画など)が急速に接近しているということです。
会計はビジネスモデル(収益モデル)と密接に関連しますので変革期の管理会計や会計スキーム開発が重要視されますし、法務は未知の領域のリスクや対応を想定しながら事業をドライブする役割。
事業企画は新規企画もありますが、既存の事業や技術の掛け合わせから新たな価値を創り出すことも出来る。異分野へのビジネス感度も勿論必要ですが、現在の技術や既存事業への理解が新たな発想につながることもしばしばあります。
今回紹介されているオートモーティブ事業領域は、市場の拡大が見込め、テクノロジーが発展途上で、社会的意義があると感じますが、バックオフィスや企画から見ると、既知と未知が混在していてやりがいと守備範囲が絶妙だなという印象です。
フロントと並走しながら未来に向かっていく感覚が持てそうな求人ですね。