世界を歩きながら考える、スポーツと地方創生と豊かな社会
NewsPicks編集部
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人の本質は、幸せに生きていくことを願うことだと思っています。じゃあどうしたら幸せに生きている状態になるのかというと、それはきっと、物心両面で満たされている状態ではないでしょうか。
国の経済が豊かになり、富が最適に配分されていると、物に満たされた状態は訪れます。それ以降の関心事は、如何に心を満たしていくか、ということになります。日本は今ココです。だからこそ、当社の展開する事業が注目されています。
スポーツも地方も、心を満たすコンテンツやソリューションになり得るかどうかで考えていくべきで、そこに大きな伸びしろがあると僕は考えています。一定豊かになれば、それ以上は物やお金で満足を得ることは難しいでしょう。
今の若い世代はお金で苦労した経験や食事ができなかった経験を持つ人は少ないでしょう。最初から満たされていたので、頑張るモチベーションがカネではない。やりがいや満足度を求めます。だからこそスポーツはこれからの時代に適しているはず。
実際に自分が今、戦っているのは楽しいから。スポーツだけに言えることじゃないと本当は思っていて、身体を使って表現する分野には共通して言えるかなと思っています。
まだ考えが浅い部分もあるんですけど、もっと本質に迫っていろんな視点から考えられるようにしていきたい。