再始動するMERYは「量より質」 山岸社長が目指す学生ライターと編集部の融合
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学生ライターに質を求める、という構造が成り立ちにくいと思う。学生ライターが持つリアリズムを、校閲で排除する、という構造になるのが濃厚だ。分かっているつもりの人たちが、理解できないから新しいのであって、それなら手間暇かけて学生ライターを活用する意味はない。結局、コストばっかりかかって、裏では若手のライターが書きまくるのが関の山でしょうね。
注目のコメント
学生ライター/インターンという低賃金やりがい搾取で記事の量をある程度担保する仕組みは変わらないのですね…
もちろん読者と近しい年代のライターが書くことに意義はあるとは思いますが、メディアとしてのクオリティと責任をアルバイトが担保できるのか(仮にチェックされていたとしても)疑問を感じてしまいます。
本質があまり変わっていないように感じてしまうのは私だけでしょうか。
余談ですが、OB訪問を受けているとキュレーションサービスでインターン(という名のアルバイト)をやっていた大学生が非常に多くて驚きます。
ネットサーフィンして記事を大量生産し、企業に都合良く使われていることで、どんなスキルセットが磨かれるのでしょうか。学生諸氏にはよく考えて欲しいと感じます。インタビューしました。NPのコメントを見ていると「学生ライター=質が低い」という指摘が見受けられますが、そうとも言えないでしょう。
山岸社長が言うようにそこには「読者のリアリズム」がある。校閲と編集の2重チェックをするのに「あまり赤入れをいしない」のはそれを活かすためです。
僕が関心があるのは、山岸社長の言う「読者の反応を見て、可塑的な編集体制をとる」という部分です。
何をKPIとして、読者の反応と見るのか。ここにデジタルメディアの編集者の哲学とセンスとビジネスモデルが現れます。ペロリはそこできっちりとデータ分析をすることで急成長を遂げた。
「そういうノウハウがない」と自認する小学館が、どうやって読者の反応を分析するのか。そこにDeNAはどこまで介在するのか。11月21日の再開直後より、それから数ヶ月かけて、どうコンテンツを調整していくか。じっくりと見たいです。
こちらがインタビュー全文です。
https://www.buzzfeed.com/jp/saoriibuki/mery-restart-04