「休めない職場」から完全脱却した旅館の秘策 休日を30日増やし残業を減らしても給料はそのままを実現
日経ビジネスオンライン
359Picks
コメント
選択しているユーザー
注目のコメント
旅館業界でも生産性アップの為の良い事例がどんどん増えてきましたね。観光強化の中で旅館は本来追い風業種なので、今のうちに古い体質から脱し、次のチャンスを掴める企業がどんどん増えれば嬉しいです。
効率的と考えられて組まれていたシステムが実はボトルネックだった(夕食の二部制の話)なんて。
「まずやってみよう。ダメなら元に戻せばいいから」専務のこのスタイルに共感しました。
トライアンドエラー、やっぱり大事です。スイス・ツェルマットでは春と秋のオフシーズン中に従業員だけでなく、数週間単位で休業するホテルが7割ぐらいあります。長いホテルだと年間4カ月以上もお休みを取ります。実は、オフシーズンの限定された期間だけ工事車両が村内に入ることが許可されるため、公共事業や施設の改装・改築等の工事が行われるのに合わせてホテルが休業します。この期間は従業員と共に経営者も他のリゾート地で休暇や勉強をする人がほとんどです。以前、某有名温泉地から視察に来た宿泊事業者の方が帰国後、オフシーズンに3~5日間の連続休業を実践したところ、結果的に利益増と従業員のモチベーションが向上したと喜んでいました。もちろん、休業するためには普段から生産性を上げなくてはならないのですが、CSもES推進が前提であり、経営者も他所に出掛けて学ぶことがとても重要なのではないでしょうか。