中国「科学技術大国の夢」を阻む不正スキャンダル
The New York Times
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コメント
注目のコメント
中国の科学に対する態度は非常に重要な過渡期にあると思います。コンピュータビジョン領域など、すでに引用数(≒論文の質)でも世界トップに躍り出た分野もある一方、不正が蔓延しているにも事実。
ビジネスでもそうですが、玉石混交の中で爆速で成長しているのは中国の特徴ですね。論文発表数がアメリカに次ぐとあるが、論文を掲載しているジャーナルの質はどうだろうか、トップジャーナルに掲載された論文に限るとまた結果は変わってくると思う。また、引用数の構成はどうか。たとえば、不必要に自分の論文を引用したり、身内の間で引用しまくっていれば引用数は増える。科学は次世代の育成も含めて成果がでるまで数10年から100年かかるのだ。スマホでペイがたった数ヶ月で中国のほとんどの主な都市で普及してしまうのとはわけが違う(それはそれですごいが)。特に、基礎科学の場合はノーベル賞受賞者かそれに準ずる優れた指導者の存在が必要だ。また、その分野のリーダーとして評価されるには世界中の研究者達からの尊敬も集めなければならない。尊敬を集めるには出す論文のクオリティを常に高め、そしてコンスタントに論文を出版し続けなければならない。確かに中国の勢いは素晴らしいが、基礎科学の分野では量が質に転換するまでまだまだ時間がかかるだろう。
品の無い中国ですが、最終的には勝つのでしょうね。
勝つ為には中国のやり方を学ぶ必要がありますが、個人的には、勝ち負けという基準から抜け出す選択をしたいです。
勝ち負けではなく、共存共栄。
色々と考えていきたいですね。