アニメ産業 市場規模 初めて2兆円超え
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日本動画協会の統計データをみても、近年のアニメ制作本数は右肩上がり。嬉しい反面、視聴者が追いかけられない量になってきているのも否めません。また、ディスクも売れなくなってきている今、製作委員会方式の罠から抜け出さないと、現場にお金は回らない。
産業として、完成されたコンテンツとしての輸出が注目されがちですが、各社の努力にも限界があるなか、作り手の現場にこそ政府の後押しが欲しいところです。
なお、経済産業省が、アニメ産業について、同じコンテンツ産業であるゲームとの比較という観点でいくつか動向分析を発表しています。生産量調整による単価調整と、制作現場における外注体制の有無の、大きく2点が取り上げられています。分かりやすいのでぜひ。
http://www.meti.go.jp/statistics/toppage/report/minikaisetsu/hitokoto_kako/20170818_2_hitokoto.html
http://www.meti.go.jp/statistics/toppage/report/minikaisetsu/hitokoto_kako/20170818_1_hitokoto.html
http://www.meti.go.jp/statistics/toppage/report/minikaisetsu/hitokoto_kako/20170829hitokoto.html2兆円届きました!10%の拡大。このうちTV・映画・DVDなど国内コンテンツはわずか3000億円。海外が32%増の7700億円となり、政策の後押しもあっての海外シフトが鮮明になりました。グッズなどの商品化ビジネスも5800億円。アニメはコンテンツ「を」売るから、コンテンツ「で」稼ぐビジネスになっています。