衆院選の敗北、「鉄の天井」があった…小池氏
読売新聞
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注目のコメント
結論ひどい事に変わりないんですが、皆さん怒りポイントが間違っていると思います。
グラスシーリング、ガラスの天井とは
明文化されていないが女性が社会で活躍する事を阻む障壁の事を言う、世界共通の用語です。
ガラス、つまり透けて見えない=明文化されていない、というのがポイントで、対して鉄とは目に見える、という事で対義語です。
小池氏は国際会議の場で、「都知事選ではガラスの壁を破ったが、衆院選では鉄の壁があった」と述べました。
以上より、都知事では透けて見えないが社会に存在する女性差別を乗り越え勝ったが、国政選挙では(男女関係ない、普通に存在する)硬い困難に負けた、と読めます。
だとすれば今回の敗因の説明は必ずしも問題発言と言えない、そう説明するでしょう。
その場合むしろ問題なのは、都知事選挙が果たして、男女差による困難があったのか、という点です。
いずれにせよ、わざわさこんなミスリーディングかつ実情とはおよそ異なる表現で敗因を国際舞台で語るのは、全日本人にとって迷惑です。ガラスの天井は、騙し討ち + 回避不能という意味で、とても不条理なものです。これは無くさないとなりません。
一方、鉄の天井なら明らかに目に見えるものなので、それを迂回して戦わないのは、行き当たりばったりというか、単なる戦略ミス。戦略ミスする士官に仕えると、命を落とします