鉄道メーカー世界2位と3位が統合する事情

コメント

注目のコメント

• 藤田 研一

  K-BRIC&Associates,Ltd 代表取締役社長　兼　プリンシパル

  ・2017年10月10日

  グローバルな鉄道市場の未来を予測すれば、将来国内市場が飽和する中国メーカーが海外案件で安値攻勢をかけてくる事は自明の理。
  だから、国をまたがっても、規模の経済を追求し、価格競争力をつける必要がある。
  
  日本の鉄道車両技術は、間違いなく世界最先端。
  ただグローバル市場に出ていた場合、日本での標準仕様がそのまま通用するわけではない。
  ましてや、運行システムでの総合性能を追求する形だと、車両単体での受注が価格的に難しくなる。
  
  鉄道に限ったことではないが、国内の優秀な技術は今後、国境越えた提携や協業でもっと国際標準化すべきだと思う。
• 椎名 則夫

  証券アナリスト

  ・2017年10月11日

  世界最大の中国中車が輸出攻勢をかける来るべき日に備え、欧州の鉄道大手シーメンスとアルストムが事業規模を求めて事業統合に走る構図が語られています。
  
  日本勢は規模ではすでに太刀打ちできる状況にはありません。しかも国内需要が一定数あるため国内で事業統合を進めるインセンティブが乏しいとも言われます。
  
  「技術はあるが規模がない。国内で当面商売は安泰」・・・これはいつかきた道ではないでしょうか。国内企業を戦略的に集約しても、ユーザーである鉄道会社にコストなどでメリットを還元すれば不利益は出ないように思います。将来を見据えた先手をとる動きが日系鉄道企業に出ることに期待したいと思います。
• Ken KOBAYASHI

  理系専門職

  ・2017年10月10日

  中国企業の脅威を欧米企業は強く感じているみたいですね。