ノーベル文学賞にカズオ・イシグロ氏 日系イギリス人
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納得。最近、日本で海外の純文学が読まれなくなったのをさみしく思ってたので、日系人のイシグロさんが受賞したことで、日本のみなさんが読むきっかけになっていくといいですね。イギリス文学だと、ノーベル賞をとりそこなったグレアム・グリーンの全集をちょうど読み直しているところでした。というか、ボブ・ディランの受賞で、NewsPicksに寄稿してもう1年もたつんですね…。
注目のコメント
日本国籍ではありませんが、日本出身というだけでも、日本人としては嬉しいですよね。因みに、もし日本が二重国籍を認めていたら、イシグロさんにように日本人を親に持つ日本生まれの人は、後に外国籍を取得しても、日本国籍は保持できます。二重国籍を認めていない国は世界的にはマイノリティです。ノーベル賞候補者には海外で長年活動している日本人も多いですが、そのような人達が国籍に関して二者択一を迫られることがなくなれば、今後日本国籍のノーベル賞受賞者は増えるかも。
おおお、おめでとうございます!一度、ちょっとだけお目にかかったことがあります。ステキなイングリッシュ・ジェントルマンでした!
そのときに伺ったお話の印象としては、彼の自分でもつアイデンティティは完全に「イギリス人」ですが、作品に日本や日本人が登場するものがあり、その日本に対する目には、やはり完全に白人のイギリス人とはちょっと違う、懐かしいものに対する愛情があると思いました。日系人であることが話題になってるけど。国籍よりもアイデンティティーの問題かと。5歳に渡英だったら、心も思考もアイデンティティーも完全にイギリス人だろうね。僕は22歳まで日本で育ったから、多少アメリカナイズされてるかもだけど、アメリカ国籍とっても心もアイデンティティーも日本人のままだと思う。
じゃあ何歳頃までに移民したらアイデンティティーが移民先に行くのか。だいたい境目は高校卒業以前、というのが、僕の周りの日系人や日本人を見た印象。