カタルーニャ州政府「独立賛成が90%以上」
コメント
選択しているユーザー
スペイン国内ではカタルーニャ自治州だけが、税金>補助金です。
元々は納めた税金に見合う補助金交付してくれって話をスペイン政府に拒否されたのが発端でしたね。
カタルーニャ人にしてみたら半永久的に金づるになれと宣言されたも同然なので当然反発するでしょう。
カタルーニャでも穏健派はたくさんいるのにスペイン政府の強硬な対応で完全に火に油を注いでしまいました。
不自然な事は長続きしないので、最終的にはスペインがカタルーニャにたかるという構造をどうにかしないと解決は難しいです。
注目のコメント
マクロン勝利以降、反EU機運が退いたという言説が一時的に流布しましたが、結局、シクリカルな景気回復ムード(とそれに便乗したECBの正常化トーク)に糊塗されていただけであったということが徐々に露呈しているように思います。こうしたスペインの動き、先週のドイツの総選挙、そしてイタリア政治の動静(最新世論調査では五つ星運動が1位)はそうした懸念と平仄が合うように思えてなりません。
マクロンが抱えるEUの深化を展望するアイディア(象徴的にはユーロ圏財務省構想など?)が近い将来に表舞台に出てきた時、メルケルはどのようにリアクションするのでしょうか。4月以降のユーロ買いがダブルMの蜜月をある程度は前提にしてきたことを踏まえると、大いに注目したいところです。
※別ピックからの転記です。現地在住の人によると、「独立してもしなくてもどっちでもいい」と一週間前に言っていた若者たちが、報道統制など妨害活動を続けるスペイン政府(一部には政府を装った団体もあると言われる)に嫌気がさし、熱心な独立運動に転換したそうです。
混乱はさらに激化しそうです。スペイン人の知り合いに「なぜカタルーニャ州の住民は独立を望むのか」理由を聞いてみた。第一の理由は、スペイン政府の税金の使い方にあるとのこと。スペイン第2の都市バルセロナを要するカタルーニャ州には多くの富が集中し、カタルーニャ州から中央政府に集められた税金は、カタルーニャ州以外で使われる。このお金の流れに耐えられない。いっそのこと独立して、カタルーニャ州の税金全てがカタルーニャ州内で使われた方が人々の生活が豊かになる。もともと話す言語も違うし、他州の人とも仲間意識はない。よって、独立したい。このような思考回路の方が多いとのこと。