いざなぎ超え データで探る中間層の実像
NHKニュース
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本当はいざなぎ超えではないんですけどね。テクニカルに判断すれば、消費増税した2014年4月から2016年2月まで景気後退だったはずです。消費増税派が景気の転換点を決める会合の主要メンバーですので、忖度が働いた可能性があります。
純粋に時代が違う。高度成長期は経済規模の拡大が短期間にあらゆる分野で起こったが、今は成長する産業・企業もあれば衰退する産業・企業もあり、まだら模様。たまたまトータルではプラスだったということだがその幅は小さい。むしろ考えなければいけないのは、国際比較すると先進国中日本が一番成長率が低いこと。過去20年の日本の成長率は名目でわずか2%なのに、アメリカは129%、ドイツやフランスでも30%以上という現実をどう考えるか、我々は問われている。
本記事は、厚生労働省の「国民生活基礎調査」の「世帯年収」の「中央値」に着目して1985年、1995年、2015年を比較しています。中央値は調査世帯の世帯年収を大きさ順に並べてちょうど真ん中の世帯の収入を取るものです。
詳細は中身をご覧いただきたいと思いますが、418万円→550万円→428万円と推移しています。30年前と現状に大差がないことが景気回復の実感の乏しさにつながっていると分析しています。
私は1985年と2015年を比較すると世帯収入の貧富の格差が広がっていることに注目しています。実は高収入世帯の比率も増えているようにグラフが見えます。
多くの方にとって関心があるのは、マクロ的な対策よりも、高収入世帯がどんな仕事をしているのか、高収入世帯は安定的・固定的なのかというあたりではないでしょうか。今の勝ち組の実相を知りたいと思いました。