「勝てない相手なら手を結べ」 大手百貨店がアマゾンと手を組む動き
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加藤さんが指摘するように、寄らば大樹の陰、では価値を他者に依存しているだけで長続きしない。メーカーだってAmazon覇権を阻止すべく、自社商品/サービスのラストワンマイル確保には必死になる時代。小売はUXでAmazonと戦う(Amazonの"究極の簡便/ストレスフリー"と違うUXで)しかないのでは。
注目のコメント
一方で、先日チャプター11を申請したToys'r'usは、2000年の時点でAmazonと手を組んで、Amazon上で独占的な玩具販売業者となった。ただ、その後Amazonが他の玩具メーカーにも開放(契約書が甘かった?)、2004年に提訴の上10年契約を解消した。
商売上、ネット含めて大きいチャネルは重要。一方で特定チャネルに依存して、かつそのチャネルのパワーが強いことはメーカーにとっても、小売業のEC展開においてもリスクでもある。かといって、大きいチャネルをそのまま放置して、自社でやるコストというのも馬鹿にならないし。
事後的にいろいろ言えても、黄金律はない。
https://newspicks.com/news/2505444AmazonやGoogle、Facebookクラスになるともはやプラットフォームであり、それはつまり「世の中の大きな流れ」であることを意味します。そこに抵抗し続けたところで、ただ世の中に取り残されていくだけ。であるならば、賢く「乗っかる」方が、長い目で見て自分達のやりたいことを実現できるのではないでしょうか。
もちろん、記事でも指摘されている通りデータを明け渡すことになり、PBに力をいれはじめているAmazonはブランドにとって大きな脅威になりつつあります。しかし、だからといって自社でAmazonのような仕組みを作れるだけの体力がない以上、お客様の利便性を考えて柔軟に取り入れるのも大切な姿勢だと思います。
また、こうしたプラットフォームとは異なるものの、ユニクロやアメリカのEVERLANEなど、ベーシック衣料として確立しているブランドと真っ向から戦うのも悪手です。
ユニクロを1枚も持っていない人がほぼいない、ある意味のインフラになりつつあるブランドに対しては、いかにそのシンプルさにプラスして映えるユニークな商品を作れるかが肝になるのではないかと思います。Amazonに出来ないことは、顔の見える接客ではないでしょうか。
記事内にもあるEcho Lookで自宅のワードローブまでAWSにデータとして貯め込んでしまえば、Prime Wardrobeで最適なコーディネートをAIを使って実現出来てしまいます。しかもAIに「あなたにお似合いのコーディネートはこちらです」とまで言われる始末。
人を喜ばせられるのは人しかいないという考えに立てば、リアル店舗の究極の意義はいつもの人が居てくれる、Wish you are here!(wereではない。Floydになっちゃうので)な取り組みはリアル店舗に必要だと思う。