営業利益が黒字だったトイザらスが破綻!その裏に何があったのか?(投資ファンドの暗躍)
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注目のコメント
Toys'r'usの破綻に際してずっとコメントしてきたことだが、グラフになっていて分かりやすいのでPick。
同じ記事でKenji Aさんがコメントしてくれている、特別配当等で回収しているのだろうと言うところとも合致。
https://newspicks.com/news/2478939?ref=user_100438
<追記>一応数値を見た。2016/01の10-K見てみると、自社株買いが58.9億ドルあります。なので、買収のキャッシュアウト66億ドルにたいしてこの時点で9割回収。<追記終>
<追記2>戸田さん、ごめんなさい。「2006/01」のタイポです…下記10Kの58ページですね。
http://bit.ly/2wKQqW8
買収総額(ぶっこんだEquityではなく)は下記で60.8億ドルですかね(上記66億ドルは記事の数値そのまま書いていました、ただ色々な報道だと66億ドルとなっている…)。
http://bit.ly/2wKHsIk
<追記2終>
<追記3>戸田さん、解説有難う御座います!すみません、ストラクチャー部分まで見ておりませんでした。助かります~<追記3終>引用
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買収によって売上が若干伸びてるように見せていたものの、実態としては現状維持をしているのが精一杯で、かつPEファンドがトイザらスを買収するために生み出された負債の返済利息の支払いだけで年間4億ドルにもなっていました。
確かに、AmazonやWal-martなどの価格競争に負けたという側面もあるものの、PEファンドによる無茶な買収によって寿命を短くしてしまったのでは?と、思ったりしました。
一方でPEファンドはしっかり回収しており、さすがだんと思いつつ果たしてどうなのか。(今回の破綻も計画倒産なのではないかと思ったり)
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言うても経営側にはCFOとかそれなりにナレッジある人いるわけだけど、もっともっと大きな未来を見ていたのか、本当に計画倒産があり得るような気もします。途中で買収した事業を一部切り出してもう少し寿命を縮めることはできたわけでしょうから。
この倒産を通じてハッピーになった人がいるということも事実。「確かに、AmazonやWal-martなどの価格競争に負けたという側面もあるものの、PEファンドによる無茶な買収によって寿命を短くしてしまったのでは?と、思ったりしました。
一方でPEファンドはしっかり回収しており、さすがだんと思いつつ果たしてどうなのか。(今回の破綻も計画倒産なのではないかと思ったり)」
素晴らしいリポートで勉強になりました。
最後は、ある程度回収が済んだPEファンドも、虎の尾を踏むのを躊躇したんでしょうかね。