揺らぐ名門・三菱UFJ信託 “戦犯”は誰だ?
文春オンライン
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刺激的なタイトルですが、三菱UFJフィナンシャル・グループが進める機能再編に関する記事です。
http://www.mufg.jp/vcms_lf/news/pressrelease-20170515-004.pdf
三菱東京UFJ銀行も三菱UFJ信託銀行も預金をベースに貸し出しを行っています(商業銀行業務と言います)。これを三菱東京UFJ銀行に片寄しようというわけです。
しかしグループ内の資産管理運用業務は信託銀行にまとまっていきます。グループ全体としてはこの業務は戦略的に重要な事業として位置付けられ、国際展開を志向しています。
三菱UFJ信託銀行はさらに専門化を進め強みを伸ばす方向にある、そんな評価も可能ではないでしょうか。融資にとって代わり中核となる資産管理・運用は世界的にマーケット拡大基調。
しかし、資産管理の手数料は下落基調、運用も信託報酬・運用報酬の低い商品が主流に。
融資が無くなりBIS規制が緩まることを強みにM&Aで規模を拡大するしかないのだが、グローバル人材が不足する中、どこまでできるのか。