【星野佳路】家業があるのはチャンス、事業承継はベンチャーの一つの形
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星野リゾート星野社長の「経営者になると言うことが約束されている代わりに、絶対にリスクをとって会社を成長させなければならない。そう考えたとき、事業承継は非常にチャレンジングな仕事に変わる。」という言葉に、改めて背筋が伸びました…私も、正直、続けること自体を目的のように考えてしまった時があったかもしれません。「リスクをとって成長させるつもりがないなら、継がなくていいと思う。原石をもらっておきながら成長させない、成長させる覚悟がない経営者は、日本にはいらない」という強い言葉に、ノブレス・オブリージュというか、跡継ぎの矜持を感じました。
星野さんも10年間軽井沢から出ずに働き方改革をしながら戦略を練り、運営会社としての仕組みを作ったそうです。時間軸は産業や企業のポジションごとに色々とありそうですが、一度きりの人生、思いっきり味わい尽くしたいですね。がんばろ!
…と書いていて、ナンバー2というか、同じ想いを持った仲間をどう採用するか、社内で活躍してもらうかが事業承継とベンチャーで大きく違ってくるポイントかと。非上場ということでストックオプションを分け合うわけではない中で、どうオーナーシップを持った仲間を増やすか。星野さんの意見も聞いてみたいですね。サラリーマンを31年やってましたが、家業のある方が羨ましかった。
一方で星野さんの事業継承はまさにベンチャーですよね。
個人的に日本の大企業は今の変化についていけないと思う。
その点、星野さんのようなオーナー企業の優秀な継承者がある種独善的にコトを進めるパワーはすごいと思います。「経営者になると言うことが約束されている代わりに、絶対にリスクをとって会社を成長させなければならない。そう考えたとき、事業承継は非常にチャレンジングな仕事に変わる。その意味で事業承継は、一つのベンチャーだ。一方でベンチャー企業の大半は、軌道に乗るまでに時間が掛かり、資金がショートして、倒産してしまう。だが、事業承継の場合、当面の資金は安定しているので、成果を出すまでの時間を稼げる」
グロービスにも多くの事業承継者が学んでいます。
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https://mba.globis.ac.jp/feature/support/familybusiness.html