ビットコインは詐欺、取引行えば即解雇する-JPモルガンCEO
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注目のコメント
平たく言うと「やっているやつは馬鹿だから要らない」というストレートなご意見なので、ビットコインを信奉している向きからの感情的な反応は当然ですが、そもそもビットコインがどこに向かっているのかについてコンセンサスが無いことがいつも気になります。
それが良いとか悪いとかではなく、それが本当に世界通貨を目指すのであれば必然的に価値尺度・保蔵・流通の3機能を堅実に満たしている必要があります。また、それが本当に主要通貨(世界通貨?)であった場合、ビットコインが不足している状況が発生した場合、誰が、どのように、どのくらいの供給を行うのかも定かではありません(私が知らないだけであったら申し訳ございませんが・・・ご容赦下さい)。
そもそもビットコインの価値をたらしめているものはマイニングを介してしか供給されないという「希少性」と見受けられますが、経済・金融状況が緊急的に通貨供給を要求している場合、マイニングとか悠長なこと言っている余裕は多分ないのでしょうから、その場合にどうするのか・・・など。エコノミスト的に素朴な疑問は尽きません。その存在の善し悪しではなく、どこに向かっていて、そのためには何が足りないのか、という議論が今少し深まっていくと良いなと思います。リーマン時に組成しまくった、えぐいデリバティブは良くて、ビットコインは詐欺であるとのご主張。価値の本源とは何かを考えるには良い事例。
経営者なのでなぜそのような規則を作ったのかの説明が欲しいところ。やはり危険だから?JPモルガン・ダイモンCEO、「ビットコイン取引をしたトレーダーは首!」とのこと。政府当局は、中国のように、マネーサプライをコントロールしたので、いつかは介入するだろう。その時は、チューリップバブルと同じように(もっと悪く?)、バブルは崩壊するだろう、とのこと。
JPモルガンも銀行としてはブロックチェーン技術の導入には前向きなので、ダイモン氏は仕組みはよくご存知だと思いますが、こういう立場の人の意見としてはかなり過激ですね。
ちなみに、英語版みると、ダイモン氏の娘はビットコインを買ったそうです(苦笑)
“To be sure, Dimon later noted that his daughter purchased some bitcoin”