赤ちゃんに障害が見つかったある家族の決断【ルポ・出生前診断】
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良い記事でした。
朝からボロ泣き。
28年前、私が長女を産んだ時とは時代は確実に変わっている、と明るく暖かい兆しを感じることのできる記事でした。
夫医師の毅然とした暖かさ。
専門家のこういった姿勢でどれほどの人が救われるだろう、、、と思いました。
『この子が《お母さん》と呼ぶことは無いでしょう。』
『普通の子ども達と遊べるのは幼稚園まででしょうね。』
『お母さんは、この子がどうなっても良いのですか?』
『二番目?産むの?』
『仕事を辞めないなんて信じられない』
その頃に《専門家》から投げられた言葉たち。誰の言葉よりも深く傷つけられ、今も耳に残っています。
今、地域活動支援センター併設のカフェで、スタッフやお客さんと話し、一生懸命にコーヒードリップの練習をして私にサーブしてくれる娘を見て、幸せを感じています。
娘に。
結衣ちゃんに。
障がいを持って産まれた赤ちゃんに。
全ての子ども達に幸せな世の中でありますように。素晴らしい記事だけど、障害を知って産むことを安易に美談とする、逆に言えば中絶することを劣った決断と決めつけるような風潮は、絶対に避けなければいけません。断言しますが簡単に中絶する親なんていません。様々な葛藤のうえに下す重い決断。それは尊重しなきゃいけない。
手元に数字がないけど、うちが出生前スクリーニングをした時に何かで読んだ話。「出生前診断で障害があると知った場合に中絶しますか」という質問を妊娠した経験のない女性にすると、すると答えたのは半分だったか、三分のニだったか。だが、実際にダウン症と診断されたら90%以上の人が中絶するそう。当事者にならないとその葛藤はわからない。外野が安直に美談を押し付けちゃいけない。
うちもダウン症の出生前スクリーニングを受けました。カリフォルニア州では州の助成で無料です。(医療費抑制が目的。)僕はダウン症だったら中絶を妻に勧めるつもりでした。結果、本当に有難いことに何事もなく、ミーちゃんは笑顔いっぱいに元気に育っています。
障害がある人が生まれちゃいけないなんてことは絶対ない。もしミーちゃんに障害があっても僕たちは心から愛し育てたとは思う。でもないに越したことはない。安東さんのおっしゃる通り親の苦労は想像を絶する。それは親の決断。どちらの決断も重い。