【三浦瑠麗×猪瀬直樹】日本のエリートに国家観はあるか
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注目のコメント
国家観も大切かもしれませんが、個人的には自身がどのような宗教観を持つかという方が重要な気がしています。国家という単位は、形式的な観点では厳然と存在しているのですが、日々の活動では薄れつつあるのではと。テクノロジーが発展することで、世界中で使われる物、消費される物、やり取りされる物が格段に増え、そこには国家単位ではなく個人で取り引きされる物も多い。一方で、宗教というのは今後も色濃く存在し続けると考えています。そうであるならば、自身の宗教観とは何かを問われる場面がこれまで以上に現出するのではないかと。自身の宗教観を考えることは、他の宗教観についても学ぶ必然があるということ。
国民国家は、いわば会員制のクラブのようなもの。会費を払い、特権を享受している。クラブ経営をどう維持するか。その自覚が薄い日本人が多い。国家が崩れるとどうなるか。シリアの難民が乗る船が地中海で転覆している姿がそれ。敗戦で大陸から逃れて来た際もそう。先人が営々と築いてきた伝統・信用を背負って、次代につなげなければいけない。
対談という形式でかなり突っ込んだ奔放な討論になっているので、ぜひ最後まで読んでいただきたい。なんかちょっと高級クラブで天下国家を論じるみたいないかがわしさが垣間見えていいっすね、この2人。続き気になるわ。
豊田真由子さんが官僚にあってはならないタイプ、という意見には完全同意。
言動などを聞くと、彼女は芸術家向きの素養があるのではないかと私なんか思いました。
なまじ頭がいいからプライズコレクトできてしまって、官僚や政治家になってしまったのは社会にとっても、彼女自身にとっても不幸だったのではないでしょうか。
公に奉仕するというより、自己表現したくて仕方ない人の代表のように見えました。