IoT時代のMESをもう一度考え直す 〜 (3) MESの未来像とは
タイム・コンサルタントの日誌から
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注目のコメント
「結局MESが情報のハブになるということ」
「MESの主な機能: 製造現場の作業者に対して、ステップ・バイ・ステップで標準作業の指示を与える」
「POP(製造時点情報管理): 作業の着手と完了時に、ワークに付随するバーコードやRFIDを読み取って、誰がどの部品をいつ・どれだけの時間をかけて製造したかをモニタリングする」
「作業指示をステップ単位で表示するためには、MESが対象製品の製造部品表(M-BOM)と、作業工程表(BOP=Bill of Process)のデータを知っていなければならない」
「MESという仕組みは、企業のエンジニアリング・チェーン(BOM, BOP)ときちんとデータ・レベルで結合されていないと役に立たない」
「エンジニアリング・チェーンからBOMやBOPデータを受け取ることと並んで、MESにとって大事なのは、生産オーダーの情報を上位系から受け取ることである。どのオーダーは、どの顧客向けで、どんな数量と納期になっているのか。これが分からないと、各工程における優先順位やスケジューリングができないことになる」
「MESには、フィールド・プロセスから来る品質に関するクレームや提案を、製品ロットやシリアル番号とともにインプットする機能も必要」