人気の大学付属校の「競争しないでやる気を高める方法」とは?
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小さい頃、大学付属校の存在は「受験せずに大学に入学できるのは、ずるいし、意味のない制度だ」と思っていました。
その後、「こんなラッキーで都合の良い制度はない」と思い直し、とある大学付属校(系属校)に入学。人生で初めて既得権に浸ります。
10数年のビジネスの経験を経て、付属校の存在意義につき、自分なりに理解を深めました。
・大学にとり、①校風に合いロイヤリティの高い学生を集めること、②獲得する学生の多様性を高めることが、大きなメリット。
・受験で入学する学生にもメリットがあります。すなわち、(学力が足りず入試に合格できない)金持ち/良家の子弟、スポーツ/芸術などで一芸に秀でた学生が同級生になることで、交友の幅や視野が広がります。また、人生の早い段階で”社会とは、裏口/バイパスやコネだらけ”と知ることで、後の人生観/仕事観が変わります。
なお、フェアな競争がありそうな米国でも、レガシー(Legacy Preferences)という、卒業生(寄付を多くした人)の子弟への入学優遇制度があります。アイビー・リーグでも入学生のうち10-30%はレガシー枠と聞いたことがあります確か、明大明治は明治大学への推薦資格を保持したまま国立大学を受験することができるので、そこも人気だと思います。また付属校のいいところは、大学受験がない分、高校の段階から公認会計士とかいろいろな資格の勉強等ができるところがあると思います。
生憎の雨模様でしたが、また10分という限られた尺のなかではありますが、J-waveの「STEP ONE」の「PICK ONE」のコーナーで先日NewsPicks内でも関心の集まった、オリジナルコンテンツを紹介してきました。
人口減少が不可避で、すぐ近くで大国中国が競争を取り入れて台頭するなか、必然的に別の、しかし従来と同様かそれ以上の成果をあげられる手法の探索が、多くの分野で求められています。
教育にとどまらず、示唆に富む記事ではないでしょうか。